10月10日(火)3コマ目

今日、やったこと

DNSのパケット解析(前回のつづき)

今日のホワイトボード

前回までは

DNSのパケットのイーサネットヘッダ、IPヘッダまで解析をした。

IPヘッダから

送信元172.16.14.160
宛先172.16.5.3
上位プロトコルUDP

がわかった。

上位プロトコルがUDPなので、今日はUDPヘッダの解析から。


DNSパケット解析[UDPヘッダ]

図 パケット解析(UDPヘッダ)

図 パケット解析結果(UDPヘッダ)

 宛先ポート番号のは53。UDPの53番ポートはDNSのウェルノウンポート。よって、このパケットのUDPヘッダ以降はDNSのデータ。


DNSパケット解析[DNSヘッダ(ヘッダセクション)]

DNSヘッダは必須のヘッダセクションから始まる。

図 パケット解析(DNSヘッダのヘッダセクション)

まずはトランザクションID。

図 DNSヘッダのヘッダセクションのトランザクションID

つぎにフラグ。問い合わせ?応答?や問い合わせ方法などがわかる。

図 DNSヘッダのヘッダセクションのフラグ

トランザクションID、フラグのあとはヘッダセクション以降のxxセクションの数がxxCountに書かれている。

ヘッダセクション以降にはQuestionセクションが1つあることが分かる。

図 DNSヘッダのヘッダセクションのxxCount


DNSパケット解析[DNSヘッダ(Questionセクション)]

Questionセクションは可変長のドメイン名からはじまる。

ドメイン名は1バイトのラベル長とラベル長指定バイト数のラベルデータの組み合わせがルートラベル(0x00)まで続く。

図 DNSヘッダのQuestionセクションのドメイン名
ラベルデータは問い合わせホスト名を1文字ずつASCIIで数字に変換したデータ。ASCIIコード表をみれば元のホスト名に変換できる。
図 DNSヘッダのQuestionセクションのドメイン名(文字へ変換)

Questionセクションはドメイン名のあと、問い合わせタイプとクラスが続く。
DNSはホスト名->IPアドレス以外にもいろいろな問い合わせに対応できる。
図 DNSヘッダのQuestionセクションのタイプ

このパケットはここで終わり。
まとめると
 172.16.14.160から172.16.5.3(DNSサーバー)への"www.google.co.jp"の名前解決(ホスト名->IPアドレス)
のパケット。

次回は

またまたDNSパケットの解析。